

こんにちは。
カウンセラーのNAOKO(松宮直子)です。
不倫をしている男性が、
「不倫相手に本気なんだ」
というセリフを言い放つことがあります。
でも、言動を見ていると、「どこが本気なんだ??」と思うことだらけ。
不倫をしている男性が言う”本気”ってなんでしょうか?
”不倫相手を「不倫」という不安定な関係に陥れること?”
”不倫相手に「あなたのような人に会ったことがない。運命の人だ」と言いながら、家族には「離婚はするつもりはない」ということ?”
”不倫相手に「妻とは身体の関係はない」と言いながら、妻とも夫婦生活を送ること?”
”不倫相手に「いつか結婚しよう」と言いながら、妻との将来の話(老後のことなど)をすること?”
”不倫相手に「いつか離婚する」と言いながら、毎晩家に帰って妻が作ってくれるお料理を食べること?”
”不倫相手とは人生のパートナーとは思えないけど、妻に対してはその想いを持っていること?”
何もかもが矛盾だらけで、「本気」とは何でしょうか?と思います。

そもそも、「不倫」という関係に相手を巻き込んでいる時点で、”本気”とはほど遠いですよね。
大事になんてしていないもの。
都合がいい時に会って、都合がいいときにHなことができて、都合がいいときに”さようなら”をしようと心のどこかで思っている。
では、心理学的観点から説明しましょう。
そもそも、「不倫」という行為自体が”刺激物”であり、高揚感を得るものでしかありません。
仕事のストレスや家庭でのストレス、更には自分に価値を感じていないときほど、人は「刺激物」を求めてしまうことがあります。
特に、自分に”パワーがない”と感じているとき。
たまたま傍にいる女性が言い寄って来たり、たまたま行ったスナックで女性にチヤホヤされたり、人生の悩み相談を受けたり。
そんなときに力になってあげて相手が喜ぶと、自分の中で”男性的なパワー(支配・権力)”が大きく得られます。
不倫=刺激物でもあるので、その刺激物を手に入れよう、手に入れたときに”親密な結びつき”を覚えます。
それは刺激が強いほどに。
「こんな女性に生まれて始めて出会った」
不倫あるある発言ですね。
刺激物を手に入れたときは様々な脳内ホルモンが排出されるので、そこで大きな”高揚感”が得られます。
でも、この高揚感は一時的なもの。
次第に高揚感は薄れていきます。
高揚感が薄れていくと共に、更なる刺激・刺激の持続を求めます。
不倫相手との連絡も頻繁になり、朝・昼・晩と普通のカップルでは考えられないほどの連絡を取り合います。
これは義務化されていきます。
「~したいから」ではなく「~しなければならない」になっていきます。
なぜ、そこまでしてその義務的な行為にしがみつくのか?
それは、
・刺激物が手に入らなくなってしまったときの怖れ
・自分にはパワーなんてなかったんだ・・と知ることの怖れ
これらの怖れを感じたくないがために、不倫相手とのやり取りを”義務化”してでも手に入れようとします。
これが「不倫相手に本気なんだ」と感じている”錯覚”になります。
人は強い高揚感を得られたとき、パワーを感じられたときに”生きがい”や”自分の価値”を感じることがあります。
多かれ少なかれ皆持ち合わせているものですが、この状態に陥りやすい人に一つ大きなものが欠けています。
それは、
”自分自身の力”
です。
自分自身で生み出す力を信じていないからこそ、他者に強く求めてしまうのです。
この場合、相手に与えることなんてしません。
相手のことを本気で大切に想ったり、大切にする行動を取ったりなんてしません。
そればかりか、相手だけではなく、自分のことも「粗末な物扱い」をします。
更には自分の大切な家族のことも考えることができなくなるのです(不倫中は)。
なぜ、それなのに不健全である不倫を続けるのか?
それは、
「自分はコントロールできているという錯覚」から抜け出せないためです。
そもそも不倫をしている人は、相手に対して「人間性」ではなく「完全性」を求めています。
裏を返せば、自分の中にある「不完全さ」を受け入れられていないから。
自分の「非力さ」「不完全さ」を認めていないがゆえに、自分が欠けていると感じている「パワーを埋めてくれるはず」という完全性を求めているのです。
不倫相手の人間性や人格など、はっきり言ってどうでもいいのです。
いかにして、自分に欠けている部分(パワーや支配)を埋めてくれるかが重要なのです。
これって”本気”と言えるのでしょうか。
ただの”錯覚”だとしか思えません。
不倫という不毛な状態から抜け出すためには、「人はみな自分も含めて不完全な生き物である」ということを受け入れることです。
不倫だけではなく、アルコール依存、薬物依存、買い物依存、ギャンブル依存の人にも共通していることと言えるでしょう。

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不倫問題専門 心理カウンセラーNAOKO(松宮直子)

1974年1月東京生まれ。
専門は「夫の不倫後の妻の心のケアのカウンセリング」「夫の不倫問題に対処するためのカウンセリング」
モットーは、ご相談者さまの「心に寄り添い」「最大限に自己解決能力を引き出す」ことを何よりも大切にすること。
2007年から2024年まで、3000件を超えるカウンセリング行う。
口コミで知名度も上がり、リピート率も高いため、「最も予約が取りづらいカウンセラー」として活躍。
2024年10月天に還る。